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■ 月刊サクシード
日本コンサルティンググループ
2001年8月号に掲載されました。経営情報ルポライターの佐久間氏による執筆です。 |
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今回のレポートの内容は一見、信じがたいと思う方が多いかもしれない。ガンを切らずに薬で治すという話を、私もにわかには信じることができなかった。怪しげな民間療法、宗教、はては悪徳商法の類ではないかと私も疑った。しかし、二度三度と通って、代表者の話を聞き、資料に目を通し、また会員の話を聞くことで、確かに効果が認められるものであることがわかった。なお、今回は特別編であり、経営的な内容には触れていない。
サロンのような雰囲気の『定期検診』の待合室
7月12日、突き刺さるような日射が連日続くなか「生活習慣病・予知予防と対策の会(ガンフリー友の会)」は、東京池袋の森医師の診療所による月1回の定期検診を実施した。朝9時、この会を主催する株式会社ガンフリーの五十嵐秀(いがらしまさる)代表は訪れた会員に声をかける。「おはようございます。暑いですね」 さて、10時を過ぎると会員が全国から次々と到着する。「いやあ、お久しぶり。元気だった?」会員は40代〜50代が中心だろうか、親しい会員が顔を出すと、すぐに話が弾む。「うちの主人はねえ、きれい好きで困るの。部屋をていねいに掃除して、さらに掃除の業者に頼もうって言うんだから」「それも大変だわね。家なんか程良くきれいなほうがいいのに。なんだったら、旦那さんを清掃会社に入れちゃいなさいよ」(笑) こんな冗談で盛り上がっている。だが実は彼女たちも現代における最も深刻な病気、すなわちガンに悩み苦しんだ患者なのだ。
「社名の『ガンフリー』とは人々をガンから解放する(FREE)という意味です」と五十嵐代表は言う。ガンをはじめ生活習慣病の予知・予防とその対策、研究を目的としているという。ガンフリーが運営する「生活習慣病・予知予防と対策の会」の会員は、オーナー経営者を中心に活動をしております。同会はMMK療法を実践する森医師と会員の間の橋渡しを行ない、通常では医師から患者へという一方的に陥りがちなコミュニケーションを補完する。また、生活習慣病にとっても最も重要といえる、医師による治療診断以後のアフターケアを行なうことで会員の健康回復・増進をサポートしている。
ガンを切らずに薬で治すヨードMMK療法とは何か?
定期検診ではまず、MCR癌皮内反応接種(MCR検査)を行い、次に森医師が問診・触診・聴診・打診による検診を行う。「森先生が採用しているMCR検査は、極めて初期のガン細胞を発見できる」と五十嵐代表は強調する。MCR検査とは抗原抗体反応を利用したガンの診断法で、ガン細胞に反応する診断薬を注射し、その反応を見ることで体内のガン細胞の有無を判定する。ちなみにこの診断法は丸山ワクチンで知られる丸山千里博士の実兄・松原正香博士が開発。それを松原博士の研究室で学んだ森医師が受け継いだ。 「接種4時間後、ツベルクリン反応と同じように接種跡が赤くなってきます。それを森先生がみて、陰性・擬陽性・陽性を判定するのです。陰性の場合は、体内にガンはありません。擬陽性、陽性の場合は、仮に本人に自覚症状がなくてもガンが潜行していることを意味します。」 MCR検査はおよそ85%の確立で極めて早期のガンを発見できるという。この確立はガンの補助診断法である腫瘍マーカー検査よりも高い。ただし、万能というわけではない。MCR検査は体内のガン細胞の有無を判定するが、体内のどこにガン細胞があるかを特定するものではない。陽性と判定された場合は、さらに精密検査を受ける必要がある。
さて、「生活習慣病・予知予防と対策の会(ガンフリー友の会)」はガンなどの生活習慣病を早期発見するだけではなく、病気を予防し、また病気を発見した場合は治療対策を講ずる。予防と治療には会員専用の調合薬「ヨード剤MMK-ゴールド」が用いられる。「『MMK-ゴールド』」は森先生がガンフリーに入会した会員の為だけに特別に開発された調合薬です。成分は肝油、クレオソート、そしてヨード。ヨードは血液の流れを良くする循環作用、悪い細菌を食べる貧食作用、細胞の活性化を促す賦活作用があり、この3つの作用で体調をどんどん整えてくれるのです。MCR検査の結果、陰性の場合は、予防としての服用数を、擬陽性、陽性の場合は、症状に応じた服用数をそれぞれ森先生が指示されます」 昔からワカメやコンブに含まれるヨードは、ガンに対する有効性があると言われてきた。また、平成3年度・平成5年度厚生省厚生科学研究費補助金を受けて森医師らによって実施された研究「ヨ−素製剤による抗腫瘍効果の研究」によれば、ヒトのガン細胞を移植したマウスの腫瘍内にヨード剤を投与した結果、ガン細胞は徐々にではあるが強い変性壊死を起こした。つまり動物実験の段階では、ヨードにガンを直接殺す作用があることが認められたわけだ。
ヨード剤を服用することでガンを治すMMK療法は一般にはほとんど知られていない。ガンの治療は現在、手術で治す外科療法がおよそ6割を占め、化学療法、放射線療法を合わせて7割を占める。そして現在、第四の治療法として免疫療法が期待されつつある。MMK療法は免疫療法に分類されるが、それでも一般的とはいえず、極めて特異な地位にある。したがって、この治療法を受けようとする人は、他の治療法をさんざん試した後にやってくる末期患者が少なくない。もかも、抗癌剤などの副作用で身体は衰弱しきっている。そのようなガンの末期患者でも、ガンフリーを通じて森医師の診察を受け、「MMK-ゴールド」(ガンフリー友の会の会員のみ購入できます)を服用することで、元気に回復した事例が数多くあるという。ただし、臨床試験のようなデータはないから、効果について知るには、そのような会員から直接話を聞くしかない。
ガンフリーとの出会いでガンを克服した会員の証言
定期検診の待合室で冗談ばかり飯島ミエコ(54歳)さんが右の乳房のしこりに気づいたのは96年4月のことだった。5月8日、近くの病院で乳腺の専門医に診てもらったという。医者は「こりゃあ、怪しいぞ」と言い、水が溜まっている可能性もあるため、しこり部分に注射し、内容物を吸い出した。医者は「水ではない。これは100%間違いないな」と言った。1週間後に検査結果が出たが、やはり乳ガンだった。その日、飯島さんは何十年かぶりに声をあげて泣いた。「私、死んじゃうの?」と悩み、また家族のことを心配した。
飯島さんが姉の知り合いを通じてガンフリーの五十嵐代表と出会ったのは、検査から3日後のことだ。五十嵐代表は森医師とともに飯島さんに会の趣旨や「MMK−ゴールド」の効果などを説明した。飯島さんは「不思議に何の躊躇もなく入会を決めました」と話す。森医師は飯島さんに「残念だが、切らないといけない」と告げた。最初の段階なら切らずに『MMK-ゴールド』の服用で治せた可能性は高いが、細胞診で針を入れたことでガン細胞を刺激し、大きくしてしまったという。だが森医師は「これから毎日MMKを飲んで下さい」とも伝えた。「手術後の回復が違うから」という。1回5錠で1日3回飲むように指示した。
手術は5月30日。右乳房をほぼ全部切除した。しかし、手術後の様子は明らかに他の患者の場合と違っていた。まず、手術後は「不思議に、どこも痛みを感じなかった」と飯島さんは証言する。翌日には売店で友人に電話をかけた。痛みはなし。右腕を動かすこともできた。次の日は食欲が出た。本を読み、テレビを見たり、歩き回ったりした。こうして手術からたった6日後の6月5日に退院。家に帰ると、布団の上げ下げも風呂の掃除も難なくできた。翌日は車を運転した。そして7月半ばには大好きだったママさんバレーにも復帰した。その後、4年経った現在まで「風邪などで寝込んだことは一度もありません」と飯島さんは話している。
北九州市の松本久米夫(66歳)さんの場合は、94年5月、内視鏡検査によって直腸の肛門から上4cmのところに2cmのポリープが発見された。ポリープの位置から上下7cmずつ腸を切り、人工肛門にしなければならないと医師から告げられた。また「切らなければ、あと5年もたない。早ければ半年だ」と宣告された。しかし、松本さんは入院中に活性酸素に関する情報を得て、手術をせずに治すことを決意する。医者の勧めで再度検査を受けるが、やはり「ガンです。人工肛門をつけましょう」と言われた。
そこで活性酸素に詳しいある病院を訪ねた。その医師の指示のもと、食事制限をし、またバイオビームを照射した。こうした自宅での治療を約8ヶ月間続けたが、ガンは治らなかった。
その頃、松本さんは経営コンサルタントの船井幸雄氏を通じてガンフリーを知る。95年2月に五十嵐代表を訪ね、入会後、森医師の診察を受けた。MCR検査は陽性。森医師は「MMK-ゴールド」を1日15錠服用するよう指示した。「6ヶ月程で治ったのではないかなと思った」と松本さんは証言する。そして96年3月、森医師に「そろそろ検査をして見てもらいなさい」と言われ、検査を受けた。結果は異常なし。内視鏡で見てもガンはどもにもなかった。「よかった。本当に治ったんだな」と松本さんは心から喜んだ。実は、松本さんは藁にもすがる思いで神社へのお参りや祈祷なども試していた。しかし、ガンフリーを訪ねて「やっと本物に出会えた。本物は違う」と思ったという。
五十嵐代表が重視する「出会い」と1対1の関係
「この仕事はね、出会いが大切なんですよ」と、五十嵐代表は強調する。東京早稲田にあるガンフリーの事務所には、会員から健康診断などの電話がかかってくると、「あ、○○さん。お元気でした?」と話し始める。会員の名前をほとんど記憶しているのだ。
五十嵐代表は慶應大学卒業後、三越百貨店日本橋本店次長、新宿支店長などを経て、同社を退社。その後シーシージャパン副社長、秀月人形チェーン副社長を経て、90年にガンフリーを設立した。森医師は三越時代の担当顧客の一人。当時、五十嵐代表は付き合いのあった中小企業経営者がガンで亡くなり会社が倒産するなど、その社会的影響を目の当たりにしたことから、森医師と一緒に当初は「オーナー経営者を守る会」としてガンフリーをスタートさせた。
定期検診では森医師の診察の間、五十嵐代表も同席し、会員の症状を記録する。記録は後の健康相談に役立てられる。意外にも、このフォローが大事なのだと五十嵐代表は説明する。
「体調がよくなると、皆さん勝手に『MMK-ゴールド』の服用量を減らしてしまうのです。一方、酒やタバコは増える。すると再発の危険性が生じます。ガンは生活習慣病ですから、よい生活習慣を身につけさせるために、常に会員と連絡を取り、フォローすることが大事なのです。」 出会いはそれを本人がどう意識するかで決まる。この記事は単に情報に過ぎない。これを出会いとするには、ガンフリーの門を叩き、五十嵐代表と1対1で話をしてみるべきである。
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